Facebookが映画になった「ソーシャル・ネットワーク」感想


http://www.socialnetwork-movie.jp/


映画「ソーシャル・ネットワーク」観てきました。凄く面白かった。
だけどなんだろう、この脱力感は。


ネタバレ嫌な人はお気をつけを、続きを見ないほうがいいかも




凄く、素直な映画だと思った。映画を観る前に原作本を読んでいて流れは分かっていたのですが、映画で観るとまた違った、違う視点から見ることが出来た。とてもスピード感があるし、原作ではマーク・ザッカーバーグではなくエドゥアルド視点やたまにショーンが中心となって話を進めていくのだけれど、映画では違った、ザッカーバーグの物語だ。


とても素直な感情があって、それが欲しいために何かを行動して、自分の得意なことでそれを表現して、求めていた。だけどまだ彼や彼らは若くて、間違いや失敗を犯してしまう。ザッカーバーグの行動はとても正しい行動だったと思う、しかしそれはネットギークや起業家達からの視点で見たら、だ。彼らの関係ではその行動はあまりよくないことだったのかも知れない、いや、良くなかった。行動していた理由、求めていた事を無くしてしまうことになる。多くのものを、例えばお金や名声、Facebookというwebサイトを手に入れることは出来たと思うが、失ったものは大きかった。すごく悲しい、とても胸が苦しくなるような思いになった。
僕が今このブログを始めた理由の元の元は同じ物だった事を気づいたから、思い出したから、この映画を観終わったあとは走り出したくなったり、飛び出したくなったり、少し悲しい気持ちにもなったりした。映画の中のザッカーバーグと同じ、理由。



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