読み終わった本を図書館に寄贈するという選択肢

ついこの間、引っ越しをしまして。東京都は杉並区、荻窪駅周辺に住むようになりました。
荻窪という町は住宅街らしいので必要なお店などは大抵そろっているので便利だし、新宿まで15分で着いてしまうので交通の便もいいです。やたらとバス乗り場もある気がします。
駅近くの道では人通りが多く、歩いている人を追い抜こうとしている人 を自転車で追い越している所を何度も目撃します。頻繁にあります。横に3人並んでしまうので道が塞がってしまい、人とぶつかったり自転車とぶつからないように歩くのに少し注意が必要ですね、ハラハラします。


住んでいる所はゲストハウス。知らない人と同じ部屋に住んだり一つ屋根の下に住もうというアレです。
キッチンや冷蔵庫リビングやTV シャワー 洗濯機 トイレに食器は全部共有です。自分が自由に出来るのは2段ベットのスペースぐらいです、今このブログを書いている所も2段ベットの下部分のスペースで書いていたりします。
僕は2人部屋に越して来ました。同居人はゲーム好きな気のいい人です、この前2号さん3号さんという単語を電話で話していたのが少し気になりますが...。
狭いとは思いますが、何不自由無く生活出来ています。PCのお陰ですね、MacBookAir13インチが便利すぎて便利すぎて。

本の置き場所が無い

そんな引っ越しをしたばかりの僕ですが、少し困った事がありました。本の置き場所が無い事です。
なにしろ2段ベットのスペースしか自由に出来ないし、上の段は寝るスペースなので実質2段ベットの下部分しか物を置けません。
読み終わった本を置いておくとすぐにスペースを圧迫するのが目に見えています。
読み終わって売りに出せば良いのかもしれませんがとても面白い内容の本だと惜しい気もしますし、読み直したくなって買い直してしまう可能性もあります。とてもモッタイナイ気がします。
買わないで図書館に置いてある本を読むようにするのがベストなんでしょうが、そうも上手く行きません。実際それを考えている時は手元に「読み終わったけどまた読み直したくなるかもしれない本」がある時でした。
本を自炊して電子書籍化すればスペースも取らないしいつでも読めるようになるので今の僕にピッタリな方法なのかも知れません。しかし用意する機材、手間、データ容量から見ても「そこまでする事なのか?」と疑問に思います、まだ電子書籍化は選択肢に入らないほどハードルが高く感じます。なにより本を自分だけしか読めない状態にしてしまうのが心苦しいです。良い情報は共有されるべきだと僕は思っていますので。

図書館に寄贈するという選択肢

そこで考えたのが図書館に寄贈するという選択肢です。木を隠すなら森の中、本を隠すのなら図書館の中です。まぁ隠す訳ではないのですが図書館に置いてもらえれば本を置くスペースの問題も解決しますし、良いと思った情報を町の人と共有する事が出来るので自分の「良い情報は共有されるべき」という考えにもあっています。図書館をいつも利用しているので、寄贈した本を丁寧に扱ってくれる事を僕は知っています、きっと自分の本棚に置いておくよりも長持ちするでしょう。この選択肢は十分に『あり」だと思いました。

少し思っていたのとは違っていた...?

早速、図書館に寄贈しにいこうと杉並区は中央図書館へ。杉並区は13もの図書館があるらしいです、多すぎる。
寄贈は1冊、この前読んだ「プログラマが知るべき97のこと」です。僕には少し消化しきれない内容でした。
カウンターに行って寄贈したいと言えばスムーズに手続きが進みました。ですが、「図書館の本棚に並ばないかもしれません、並んだかどうか確認することも出来ませんがよろいしいですか?」とのことでした。確実に並ぶことが前提だったので少し面食らってしまいました。考えてみればそうですね、図書館の本棚のスペースも限りがあるのだから本の選別は必要なことなのでした。連絡がとれないのも、司書の方々の仕事を減らすにはしょうがないことなのかもしれません。
並ばないかもしれないということが解りました。むむむ。

結論

結局僕は図書館に寄贈するという選択肢はありだと思いました。
本を選別する基準が不明な所もありますが、より多くの人に読まれる本を選別してくれるのだと思います。図書館の司書の人が、プロが選んだ本なので図書館に並ばなくてもあきらめが尽きます。
なにより自分が寄贈した本が役に立つかもしれないのはすごく嬉しいです。
僕はこれからも図書館に寄贈するという選択肢を入れて本の扱いを考えていくと思います。あなたも、図書館に寄贈するという選択肢を取り入れてみてはいかがでしょうか?